保険診療メニュー
保険診療検査内容
レントゲン(荷重位検査)
患者さんの症状のある部位や、問診や医師の診察の中で、症状と関連があると予想される部位の骨や関節、骨格のアライメントの異常の有無を調べます。通常のレントゲン検査については一般的な整形外科病院でも行われることが多いですが、足病においては荷重位(体重をかけた状態)での骨格を調べることで、症状が引き起こされている原因をより詳細に考察することができます。
超音波検査
超音波検査は表層であれば、レントゲン検査ではわからない様な骨や関節の変形や骨折の有無を調べることができます。また、レントゲンには写らない靱帯や筋肉の損傷、軟部組織の腫れや炎症を簡易的かつ迅速に精査します。動的な評価ができることや被曝がないことも超音波検査のメリットであり、足病診断には欠かせない検査となります。
採血検査
下肢の症状や歩行機能の低下の原因は骨や筋肉が原因となる整形外科疾患だけでなく、内科疾患が原因となることがあります。そのため、心機能、腎機能、炎症反応など、血液検査データが必要と判断された場合に行います。
尿検査
尿内のタンパク質や糖を調べることで、腎機能障害や糖尿病の有無を精査します。
尿検査は、院内で尿を採取して検体を外部検査機関に送って検査を行います。
組織検査(爪、皮膚など)
皮膚や爪の水虫、関節液の性状、腫瘤性病変の性状などを調べる際に行います。
組織検査は外部検査機関に検体を送って検査を行います、
ABI検査
短い距離の歩行で脚が痛くなり休みながらでないと歩行が継続できない症状を間欠性跛行といいます。この原因の一つが下肢動脈閉塞症であり、進行により、歩行能力の低下や最悪の場合下肢切断の原因となります。
ABI検査は動脈硬化の程度を調べることができるため、歩行障害がある場合や、血管疾患が疑われる場合は行う必要があります。
骨密度検査(提携医療機関での検査)
骨密度を維持することは100歳まで健康に歩くために不可欠な要素です。
骨粗鬆症の患者さんが転倒すると高確率で骨折を引き起こし、怪我がきっかけとなり寝たきりとなります。当院では骨粗鬆症の診断の指標となる腰椎と大腿骨近位での骨密度検査を行い、骨粗鬆症の診断となった場合は適切かつ治療効果の高い治療をご提案します。